まず決めないといけないのが、どの治療法にするか。ワキガ治療には数種類の方法があるのだがとりあえず「剪除法」と「ミラドライ」の２つに絞った。
①剪除法は保険診療で価格は両脇5万円前後。手術で脇を切りアポクリン汗腺を取るという、ワキガ治療の中でも最も効果的に完治させることができる方法として有名だが、片脇ずつ・抜糸までの二週間は10kg以上の重たい物は持てない・運動は控える等の制限がある。
②ミラドライは保険適用外診療で価格は2～3０万円とクリニックにより多少の差あり。マイクロ波でエクリン腺とアポクリン腺を熱破壊、効果は長期的で傷跡なし、ダウンタイムも約１週間と剪除法に比べると価格は高いが惹かれる条件多し。
実はずっと前から気になって色々調べていたので、あまり悩まず「ミラドライ」に決めた。というのも私はアトピー持ちで皮膚が弱いのでダウンタイム明けるのに時間がかかってしまうのではないかと思った、ずっと引きつりが取れなかったら辛いし・・あと片腕ずつって地味に大変だと感じたため。
次はクリニック探し。価格20万円の某有名クリニックか、15万円のモニター料金がある安いクリニック。私は15万円のクリニックを選択後、さくさくと予約に進み１月中には施術が決定した。（今年の私は行動力が違う。）
施術当日、少し緊張していた。制汗剤を塗っても臭いを放つのに何も塗らずにクリニックに行くことが第一関門なのだ。雑居ビルの中にこじんまりと入っていたクリニック、予約時間ピタリに到着するが少し待たされる。椅子が10席くらいあったけど誰も座っていなくて静かだった。しばらくして呼ばれたので個室に向かう、これから施術説明・ヒアリングという名の避けられぬ営業・オプション追加攻撃が始まるだろう、「負けないぞ。」と覚悟を決めて立ち上がる。
ところがどっこい優しい笑顔で丁寧に説明をしているとみせかけてわりと雑な施術説明をするお姉さんに笑いそうになるが我慢。営業もそこまで強引ではなくサラリと終わる。数年前、某有名クリニックで脱毛したときは強烈な推しの強さで謎の美容液を購入してしまった過去があり、そういう業界だと認識していたのだが場所によるみたい。でも先生の診察は秒で終わった。脇すら見なかった(´・ω・)
いよいよ施術に進む。つづく。
